光の普遍的な性質、粒子性と波動性
概要
大気光学現象の暈は、太陽や月からの光が氷晶の中を通り抜ける際に雲を形成する氷晶がプリズムとして働き、屈折されることで発生します。多くの場合、対流圏上層に発生し氷晶からなる巻層雲や巻積雲、巻雲が生じさせます。逆に高層雲、高積雲、乱層雲、積乱雲、層雲などは、氷晶が少なく、氷粒に成長していて光の経路が複雑化しているので見られません。氷晶は多くの場合、単純な六角柱状の形をしており、氷晶の向きがランダムになっていると、屈折された太陽からの光が、太陽を中心とした半径(視半径)約22度の円として見えますが、実際には半径22度の円の外側にも明るい部分が見え、外側に行くほど暗くなります(内暈)。観測されるもののほとんどが内暈であり、外暈はめったに観測されません。「太陽や月に暈がかかると雨が近い」という言い伝えが伝わっている地方は多く、これは低気圧の温暖前線の前方に巻層雲や巻雲などが存在し、暈は低気圧の接近に伴って発生することが多いためです。
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